がんになっても-希望と新しい生活

2010 年 5 月 17 日 月曜日

抗がん剤の副作用対策 PART1その軽減法と乗り切り方

カテゴリー: 治療 — lianglin1 @ 5:17 PM

抗がん剤やはきけ止めの開発が進み、外来化学療法が増えている

この数年の間に、抗がん剤治療は不意にの進歩し、大きく様変わりしているといわれています。静岡がんセンター・がん化学療法看護認定看護師の中島和子さんは、最近の傾向にうっかりてこう話します。

「最近じゃ、通院で抗がん剤治療を行う“外来化学療法”が増えてきました。現在、当センターじゃ、入院して化学療法を受ける方が約4割で、6割の方が外来(通院治療センター)で治療を受けています。初回(1コース目)は入院して治療し、副作用などの様子をみて、2コース目からは外来にシフトしていく、というケースも多いですね」

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「はきけは四六時中続くの?」「だつもうはすぐに始まるの?」

「治療中は、はきけなど副作用がぐっと続くのじゃ?」「だつもうが心配」など、はきけやだつもうにうっかりて不安をもつ患者さんは、男女を問わず多いといいます。

「抗がん剤は、盛んに細胞分裂をしているがん細胞をねらって攻撃しますが、このとき、分裂速度の速い骨髄や粘膜、毛根などの正常細胞もダメージを受けてしまいます。白血球が減る骨髄抑制や、胃腸や口の中の炎症、だつもうなどが起こるのはこのためです。このよう、抗がん剤が体内で代謝されるときに代謝産物(細胞崩壊生成物)が生じて、それらによって脳や消化器に影響を与えると、はきけが起こります」

副作用の症状や時期は、抗がん剤の種類やレジメン、投与方法などによって異なり、同じ治療でも、辛いという方がいる一方でほとんど症状がなかったという方もいるなど、個人差も大きいものです。

「副作用はぐっと続くわけじゃなく、症状や出現時期はだいたい予測できますし、対処方法も色色ある特定されので、事前の予測できる副作用の症状と時期、対処方法を知っておくと、オーラルセルフケアもしもや空くなります。」

抗がん剤の投与当日このようは翌日から2、3日間はきけが続くことがありますが、静脈内投与にはきけ止めが入っている間は、比較的楽に過ごせることが多いようです。投与日から2、3日目以降に出てくる遅発性のはきけはコントロールが難しいといわれていますが、色色な種類の経口タイプのはきけ止めをその方の症状に合わせて使うことで、完全に軽減できるとのことでなりました。外来で行われる化学療法じゃ、はきけやムカムカ、食欲がなくなる程度で、実際に吐くようなことはそれほどない沿うです。

「経口のはきけ止めは、効果が現れるまでにおよそ30分はかかりますから、食事の30分前には服用します。はきけがし沿うなとき、ムカムカしてきたときは、決められた時間でなくても早めに飲むといいでしょう」

多くの抗がん剤で起こるといわれる「だつもう」は、大きな不安材料となっているようです。

「治療が始まるとすぐ抜けるの? という質問をときどき受けますが、投与後すぐに抜けるわけじゃありま線。治療開始後10日から14日目から抜け始め、治療終了後3カ月暗いでスポーツ刈り暗いの長さにはえそろってきます。1コース約1カ月の治療で6コースの治療が予定されている方なら、約6カ月プラス3カ月の9カ月間をどうやって過ごすのかを、その方と一緒に相談します。外に出る機会が多い場合や会社勤務の場合はこのようらを作られる方が多いですが、バンダナや帽子を利用して過ごす方もいらっしゃいますね」

副作用が起こる時期にうっかりては、下の表を参考にして、事前の心構えをしておくといざというときにあわてずに隅ます。治療中にこれらすべての、すべてのの副作用が表れるわけじゃなく、使われる抗がん剤によって起こり安いもの、起こりにくいものがあります。担当の医師や看護師に、いつごろにどのような症状が出安いか、いつごろ消えるのかを聞いておくと良いでしょう。

シスプラチン、アドリアシン(一般名ドキソルビシン)などは骨髄抑制やはきけなど、タキソールやタキソテール(一般名ドセタキセル)などのタキサン系やオンコビン(一般名ビンクリスチン)は、だつもうやしびれ、イリノテカン(商品名カンプト、トポテシン等)はげりなどが起こり安いといわれています。

急性のアレルギー反応と、抗がん剤の血管外漏出を見逃さないで!

い良いよ抗がん剤治療開始となったら、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。

「抗がん剤の投与当日、投与開始から5分~10分、長くても30分以内に急性のアレルギー反応(過敏症=アナフィラキシー・ショック)が起こることがあります。初期症状は、のどがイガイガ刷る、呼吸しにくい感じが刷る、手のひらが赤くなり、かゆくなるなど軽度なものでも、放置していると、動悸、息切れ、呼吸困難、血圧低下、意識障害などに進み、命にかかわります。早い段階で起こるケースは、重篤な症状に移行していき安いものです。頻度が高い副作用じゃありま線が、患者さんが第1発見者になる可能性が高いので、これらの症状が現れたら、ナースコールなどで、迅速な医師か看護師に連絡試してみての方法を考える」

タキソールなどのタキサン系、ハーセプチンやリツキサンなどの分子標的薬、オキサリプラチン(商品名エルプラット)などはアレルギーが出安い抗がん剤なので、治療予定がある特定され方は、注意してみてください。過敏症が起こったら、その抗がん剤の投与を中止し、ステロイドや抗アレルギー薬などで治療します。タキサン系の抗がん剤は、1度過敏症が起こったら、抗がん剤を替えなければなりま線。

「とっくに1つ注意するい马鹿りきたいのは、抗がん剤が静脈内投与の針や、血管からじわじわと漏れて、皮膚や、血管、周辺の組織を腐らせて壊死させてしまう血管外漏出です。組織の壊死を起こし安い抗がん剤には、アドリアシン、オンコビンなどがあります。乳がんのAC療法、悪性リンパ腫のCHOP療法などを行う方は、漏れがないか注意試してみての方法を考える」

針をさした部分がちょっと痛い程度でも、翌日になると静脈炎を起こして、針の入っている血管1本が真っ赤に腫れ、痛みが強くなることもあります。糖尿病や動脈硬化などの既往症のある特定され方も血管がもろくなっているので要注意。ちょっと暗い大丈夫と我慢せず、早めに看護師さんに伝えましょう。早めに対処刷るほど、ダメージも少なくて隅ます」

同センターじゃ、針が抜けないテープの止め方も工夫されています(右写真)。このよう、抗がん剤の静脈内投与中にその後に立つときは、チューブの1箇所をフックでボタンにとめておくと、歩行や動作中にどこかに引っ掛けて静脈内投与の針が抜けてしまう危険を防止できます。

中島さんより一言

副作用メモをつけて、2コース目以降の治療に役立てよう

静岡がんセンターじゃ、患者さんそれぞれの副作用のパターンに合わせたケアと助言を行うために、副作用メモと症状別対策の資料等を患者さんに渡しています。

「副作用メモ」には、症状の特徴や、いつごろ起こり、いつごろ軽快したか、はきけ止めなど、どういう薬をいつ使ったら症状が軽快したか、どんなものを食べられたかなど、副作用に関刷ることを何でも書き込んでおくと、2コース目以降に活かすことができます。もしもば、便秘にも効くはきけ止めを早めに飲んだら楽になったという方なら、次回も早めに飲む、別のはきけ止めを飲むと眠くなって、仕事に差し支えたという方ならはきけ止めを変更してみるなど、成功体験も失敗体験も次回の治療をスムーズに進め、副作用を軽減できる良い経験になるのです。

医療機関によっては、薬剤メーカーが配布した資料などを置いているところもありますから、それらを活用刷るのも1案です。自分で治療のスケジュール表を作り、症状を書き込んで、その後の治療に役立てるのも良いでしょう。

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