胃がん予防方法
胃がんは多く場合,胃炎や胃潰瘍から生じるとみられています。すなわち,胃炎や胃潰瘍で胃壁の細胞が傷み,修復を繰り返すなかで遺伝子復元にエラーが生じがん化すると考えられます。
特に胃は食物を消化するための器官であり,それだけに食生活との関連が指摘されています。
さらに詳しく知りたい方はがん治療の「胃がん」のページをご覧下さい。
●ストレスを避け,上手に解消する
ストレスは胃炎や胃潰瘍の原因となります。これらが繰り返されることで胃壁ががん化する危険性があります。
●禁煙をする
タバコの煙の発がん物質が胃壁を刺激し,がんの発症を促すと考えられています。また喫煙は活性酸素も発生させます。喫煙者は非喫煙者と比較すると胃がんの発症率が1.5倍~2倍になります。
●食塩の過剰摂取を避ける
胃がんのなかで最も大きな要因と考えられているのが塩分で,高塩分は胃の粘膜バリアをとかし,胃炎を発生させ, 発がん物質の影響を受けやすくなります。
●アルコールを飲み過ぎない
アルコールは胃の粘膜を傷めます。そして胃がんの発生をしやすくします。そこにタバコの中の発がん物質が作用すると相乗作用でよりがん化のリスクが高くなります。 タバコの中の発がん成分の一部はアルコールに溶けて,胃に直接吸収されるということもわかっています。
胃の入り口に近い部位のがんに限っては喫煙者は3倍,さらにアルコールも飲む人は5倍も発症率が高くなります。
●肉や魚焦げを食べない
肉や魚の焦げた部分にはたんぱく質が変性したヘテロサイクリックアミンという部質が発生しており,胃がんを引き起こす要因と考えられています。
●野菜を豊富に食べる
βカロチンやビタミンCは抗酸化作用があり,活性酸素から細胞を守り,がんを防ぎます。したがってこれらを含む緑黄食野菜を摂取することも大切ですが,最近の研究により淡色野菜にも発がん物質を無害化したり,免疫力を高める効果があるとわかってきました,これらの野菜をとることで発がんのリスクを下げることができます。
●ピロリ菌を除去する
ピロリ菌から分泌される毒素は潰瘍を発生させ,やがて胃がんの発症につながることもあります。ピロリ菌感染は血液検査でわかり抗生物質で殺せるので,早めに除去しておきましょう。ただし,ピロリ菌除去は必ずしも万能ではなく,除菌の後に逆流性食道炎などが起こることもあるので医師とよく相談しましょう。
●熱いものをそのままとらない
また熱い食べ物や飲み物をとり続けると,熱の刺激で粘膜が炎症をおこし,発がんしやすくなるので,
すこしさましてから口にいれるようにしましょう。
● 食道がん予防方法
食道がん患者には喫煙や飲酒の習慣が長い人が多いことがわかっています。またかゆなど熱い飲食物を摂取する習慣のある地方でも食道がんは高い発症率を示しています。
●喫煙,アルコールを控える
食道はタバコやアルコールの影響を受けやすい部位です。したがって喫煙を避け,アルコールを控えるということが大切です。タバコを吸う人は吸わないひとに比べ,食道がんで死亡する率は2倍です。
喫煙とアルコールの同時摂取は,食道がんの発症を相乗的に高め,一日に吸う箱数×喫煙年数の数値が30を超えている人が,一日に1.5合以上飲酒した場合の発がんリスクは,喫煙も飲酒もしない人の30倍にもなります。