肺がん(高分化型腺がん)/胸部エッショウノウ線検査&CT検査人体解剖図をもとに、影の形、濃淡、混じり方などを見て判断刷る
「当該のワイト影をときどき見ると、中央付近が黒く抜けています。この部分には気管支があって空気が満たされているから黒く写ります。このとのことで、頭に入っている解剖図と影の形やその濃淡、混じり方などを見て、合わせて判断します」(森山さん)
沿う言えば、沿う刷るとがんはどこに存在刷るのでしょうか? 左肺の上葉(上部)だということは確かなのですが……。1番上の肋骨の脊椎の付け根付近にボール状の淡い影がある特定されのがわかるでしょうか? 大動脈弓のすぐ上の位置です。これも素人目にはがんと間違い安い影なのですが、違うのだ沿うです。
「この写真は背面側から撮っているのですが、ボール状の淡い影は、胸の側の肋骨が急カーブして手前に向胜手いるからこのとのことで写るのです。これも解剖図が頭に入っていればすぐに峻別できます」(森山さん)
結局、このエッショウノウ線写真じゃ、疑わしい病変は発見できなかったのだ沿うです。けれど、せきがとれないという症状がある特定されこと、家族が詳しい検査を強く希望したことがあって、最終的にCTを撮ることになりました。
がんの端(辺縁)は淡い影になって見えることも
CT写真をご覧ください。
下図の矢印で示してある特定されのががんです。この写真でもがんは白く写っています。大きさは1cmほどです。他にもワイト点が随所に見えますが、それらと見分けるポイントはどこにある特定されのでしょうか。
「他のワイト点はすべての後血管の影で、くっきりとした輪郭を持っているのに対し、がんの場合は輪郭が不整です。見とのことでよっては星のとのことでギザギザとしています。これが大きな特徴です」(森山さん)
とっくに1つ、見分け方の大きなポイントがあります。
「点の周囲に淡い影というか、ぼやけたような影があります。星にかかったガス雲のようでもあります。これは成長を繰り返しているがんの端(辺縁)のほうで内部にはまだ空気を含んでいる状態のため、このとのことで淡いワイト影になって見えるのです。これもがんの影にときどきある特定され特徴です」(森山さん)
何枚も撮ったCT画像のなかでこの写真が決め手となり、診断となりました。Qさんは幸い早期がんで、手術を受けて治癒し、元気に暮らしています。
矢印で「病変」と示してある特定されのががん