がんになっても-希望と新しい生活

2009 年 12 月 24 日 木曜日

甲状腺がん・PET新陳代謝の旺盛ながん細胞を色付きで表示刷る

カテゴリー: 検査 — shengzhen @ 11:23 PM

49歳の男性Gさん。家族より喉頭隆起(喉ぼとけ)の下あたりが腫れているといわれる。鏡を見ると、なるほど左側が若干腫れており、指で触ると硬いシコリのようなものがあった。半年ほどして、家族よりシコリが大きくなったようだといわれ、近くの医院にて受診。超音波検査を受けて、甲状腺がんの疑いを指摘された。国立がんセンターを紹介され、PETで2センチ大の甲状腺がんこのよう近くのリンパ節への転移が確認された

最初のは腫瘍の存在を確認

甲状腺は喉頭隆起いわば喉ぼとけのやや下方(胸の方向)に位置刷る臓器で、主に全身の新陳代謝を上昇させるホルモンを分泌刷る働きをしています。ここにできる腫瘍は5対1の割合で良性が多いのですが、悪性(がん)の腫瘍も少なくないので油断派手きま線。腫れやシコリがある特定されようであれば受診を刷るべきです。

検査は最初のそこに腫瘍がある特定されかせめての確認から始まります。甲状腺の領域じゃ超音波検査を行うのが一般的です。皮膚にゼリーを塗って、ポケットプローブを当て、お目当ての臓器に超音波を発射。刷ると瞬時にモニターの中に反響画像が映ります。

Gさんの甲状腺には確かに腫瘍が存在していました。

次は腫瘍が良性か悪性か、このよう腫瘍の正確な位置を確かめなければなりま線。

「どちらも超音波検査の画像を見れば、約わかるのですが、より明確に刷るために別の診断を組み合わせます。これを腫瘍の質的診断といいます」(森山さん)

甲状腺腫瘍のこの質的診断は、通常は造影剤使用のCTや超音波を用いた針生検で行うことが多いのですが、国立がんセンターにはPETがあり、この装置で行いました。がん細胞は一般に新陳代謝が旺盛なのですが、この様子を捉える検査です。

最初の検査前に細胞の栄養素である特定されブドウ糖と似た物質を注射します。30分ほど経過して、その物質がどの臓器にどれほど吸収されているか、なる物質の分布を画像にてスキャン刷るのです。PETはその分布の仕方によって、全身の細胞の新陳代謝レベルを色分けして表示刷ることができます。1番旺盛なのががん細胞で赤、次のレベルはオレンジ、黄色……といった具合です。国立がんセンターのPETは、正確にはPETとCTを組み合わせたPET-CTという装置で、腫瘍の位置が正確にわかります。そこによって、Gさんの検査画像で赤く表示されている箇所は、甲状腺であり、そこに悪性腫瘍が存在刷ることが判明しました。

赤っぽく見えるのは血管新生の性

GさんのPET画像じゃ、甲状腺の近傍(外側)も赤く表示されました。

「甲状腺付近に腫瘍がある特定され場合、私たち医師がなおも知りたいことの1つに、それが甲状腺の中にある特定されのか外にある特定されのか、ということがあります。Gさんのケースじゃ、甲状腺の中にも外にもあかい表示があり、原発の甲状腺がんの存在と同時に、近くのリンパ節への転移の存在も明らかになりました。このとのことで原発巣と近傍への転移の確認がいっしょに検査できるそれがPETの大きなメリットです」(森山さん)

PETによる検査じゃ、原発巣より遠く離れた臓器への転移も確認できます。

Gさんの検査画像じゃ、頭蓋内と膀胱の部分が赤く表示されていますが、脳細胞は元来、新陳代謝が激しいので、このとのことで赤く写ります。このよう膀胱が赤く写っているのは、注射されたぶどう糖に似た物質が、腎臓を経由して、尿に混じり、排出されるべくここに停滞されているためで、ここにがんが存在しているわけじゃありま線。

「それ以外にあかい部分はありま線。なる甲状腺近くのリンパ節以外がんの遠隔転移は存在していないことになります。このとのことで全身への転移の有無を1回の検査でチェックできる点も、PET検査の大きなメリットです」(森山さん)

この検査により、Gさんの甲状腺がんは、原発巣このよう近傍のリンパ節のみに限局しているがんである特定されことがはっきりしました。よって手術の適応範囲である特定されという治療方針が決定。

Gさんは、無事がんを切除刷ることができました。手術から1年経過した時点でも再発は確認されず、元気に暮らしています。加えてPET装置がない施設での質的診断は、腫瘍に針を刺して細胞を採取し、顕微鏡で診る生検を行います。一般にはこの検査を行うことがぐっと多いことを付記してます。

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