内視鏡検査
超音波内視鏡検査
内視鏡検査では,小さな病変も発見することができますが,それはあくまで粘膜の表面であり,その病変がどこまで深く浸襲しているかはわかりません。
一方,超音波検査では,肌の表面からのスキャンでも内部に至るまで観察できますが,消化管のような内部が空洞の臓器では画像が鮮明に得られませんでした。
そこで,内視鏡と超音波のスキャナーを組み合わせた超音波内視鏡が開発され,臓器内部のがんの発見に役立つだけでなく,がんの複雑な広がりを立体的に確認することができるようになりました。
この超音波内視鏡は細い血管内部まで観察出来る他,腹部に小さな穴をあけることで,肝臓,膵臓,腎臓なども検査できる新しい検査技術として注目されています。
内視鏡検査とは
内視鏡検査は胃などの臓器の内部をカメラを通して直接観察する検査であり,胃カメラは日本が世界に先駆けて1950年に実用化されました。
その後も検査技術は進歩し,現在ではファイバースコープの先端にCCD(小型撮像素子)を取り付け,内部の画像をモニターで確認しながら作業を進めることができるようになっています。
この検査では5mm以下の病変も確認することができるだけでなく,先端部についた器具で病変を切り取って治療したり,検査することもできます。
内視鏡は胃や食道などを検査したり,大腸などの内部を検査したりする他,肺がんの確定診断にも利用されています。
ただ,スキルス胃がんと呼ばれるタイプのがんは粘膜上に隆起部がないため,内視鏡検査で見落としてしまうこともあります。