がんになっても-希望と新しい生活

2009 年 12 月 24 日 木曜日

タモキシフェンによる再発予防にこのよう継続治療を行うと効果的

カテゴリー: 各種がん — rootzz @ 11:26 PM

乳がんの新しいホルモン療法剤として注目されるアロマターゼ阻害剤。

術後の再発予防として、タモキシフェンを5年間服用の後、フェマーラを継続刷る治療には、優れた効果が認められている。

フェマーラの長期処方が可能になることで、わが国の術後ホルモン療法が、このよう1歩前進刷ることになり沿うだ。

術後の治療に関して注目の新しい情報

乳がんの手術後には、再発防止のための治療を付け加える必要がある特定され。手術で乳房の腫瘍を绮丽に切除できても、目に見えないほどの微小ながんが、全身のどこかに転移している可能性がある特定されからだ。もしも沿うだった場合、転移した微小がんは気づかれないまま成長を続け、遅かれ早かれ再発を起こすことになる。乳がんが全身病と呼ばれるのはこのためだ。

手術後の再発を防ぐ治療には、ホルモン療法、化学療法、放射線治療があり、ホルモン療法で使われる薬にはいくつかの種類がある特定され。これらの治療を加えることで目に見えない微小ながんを攻撃し、再発を防ぐのである特定され。

藤田保健清掃大学病院乳腺外科教授の内海俊明さんは、治療法を選ぶ際には、患者さんがどうしたいかを最優次に考えるという。

「手術が可能な乳がんなら、放射線治療や、ホルモン療法や化学療法などの薬剤療法を加えることで、治癒を目指すことができます。標準治療は1つだけじゃないので、色色な治療法がある特定されことを説明し、ときどき理解してもらったうえで、治癒を目指した治療に取り組むとのことでしています。大切なのは、患者さん自身が治癒を目指す気持ちを持っていることですね」

内海さんが治療の指針としているのは、「ザンクト・ガレンのガイドライン(治療指針)」と「NCCN(National Compre-hensive Cancer Netwark=全米総合がん情報ネットワーク)のガイドライン」だという。患者さんに話を刷るときには、ザンクト・ガレンの内容を用いることが多い沿うだ。

再発防止の治療として、女性ホルモンのレセプター(受容体)を持っているがんに対しては、ホルモン療法がとくに重要な治療法となっている。一般に、ホルモン療法より抗がん剤のほうが効果的だと思われているが、決して沿うじゃない。ホルモンレセプターを持たないがんに対しては、ホルモン療法が効かないので抗がん剤による治療が行われるが、ホルモンレセプターを持つがんに対しては、ホルモン療法を受けることが推奨されているのである特定され。

NCCNのガイドラインでも、継続治療にはフェマーラ(レトロゾール)が推奨されている

女性ホルモンの作用で成長刷る乳がんがある特定され

ホルモン療法を理解してもらうためには、乳がんと女性ホルモンの関係にうっかりて、簡単に説明しておく必要がある特定されだろう。

乳がんの中には、女性ホルモンの働きを利用して成長刷るタイプと、女性ホルモンには関係なく成長刷るタイプがある特定され。乳がん全体の約6割は、女性ホルモンを利用して成長刷る。ホルモン療法は、女性ホルモンががん細胞に作用刷るのを防ぐことで、がん細胞の成長力を失わせる治療法。女性ホルモンをがん細胞のエサだと考えると、わかり安いだろう。がん細胞にエサを食べさせずに弱らせる兵糧攻めのような治療法なのだ。

女性ホルモンを利用して成長刷るがん細胞は、女性ホルモンと結合刷るレセプターを持っている。それで、ホルモンレセプターを持っているかせめてを調べることで、ホルモン療法が効くかせめてを判断刷ることができる。ホルモンレセプター陽性なら、ホルモン療法が勧められるわけだ。

乳がんのホルモン療法で、これまでときどき使われてきたのが、エストロゲン(女性ホルモンの一種)の働きを抑えるタモキシフェン(商品名ノルバデッショウノウ等)である特定され。過去20年余り、乳がんの術後再発予防の標準治療薬として、世界中で使われてきた。

「手術後にタモキシフェンを5年間服用刷ると、服用しなかった場合に比べ、再発リスクが47パーセント減少刷ることがわ胜手います」

再発を約半減させるのそれで、大きな効果である特定されことはまちがいないが、タモキシフェンには、すごく低い頻度じゃある特定されが、子宮に内膜がんを発生させる危険性もある特定され。じゃ、より安全で効果的なホルモン療法薬の登場が待ち望稀ていた。

閉経後はアンドロゲンをエストロゲンに作り替えて分泌される

最近、アロマターゼ阻害剤という薬が、乳がんのホルモン療法薬として注目されている。とくに閉経後の人の乳がんの場合、タモキシフェンを凌駕刷る働きを刷ることがわ胜手きた。なぜ、閉経後の女性に効くのだろうか。

閉経前の女性は、卵巣からエストロゲンが分泌されている。閉経刷ると、卵巣からはエストロゲンが分泌されなくなるが、副腎皮質で分泌されるアンドロゲン(男性ホルモン)を材料にして、アロマターゼという酵素の働きでエストロゲンが作り出される。アロマターゼは、脂肪組織、肝臓、筋肉、乳がん組織にあり、これがアンドロゲンをエストロゲンに作り替えてしまうのだ。

アロマターゼ阻害剤は、アロマターゼの働きを阻害刷ることで、エストロゲンを作れなく刷る。閉経後のホルモン量は閉経前の10分の1から100分の1に減るが、アロマターゼ阻害剤を使うと、それをこのよう10分の1から20分の1に抑えることができるという。そのため、閉経最終的にホルモンレセプターが陽性の場合には、アロマターゼ阻害剤を使うことで、がん細胞の成長を抑えられるのである特定され。

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閉経後の人の乳がんにはアロマターゼ阻害剤が効果的

「エストロゲンを鍵に、レセプターを鍵穴にもしもると、タモキシフェンはレセプターの鍵穴をふさぐ薬で、アロマターゼ阻害剤は差し込む鍵自体をなくしてしまう薬です。ここがタモキシフェンとアロマターゼ阻害剤が根本的に異なっている点です」

現在使われているアロマターゼ阻害剤は、改良を重ねて作られた第3世代と呼ばれるもので、非ステロイド系とステロイド系に分けられる。非ステロイド系には、アリミデッショウノウ(一般名アナストロゾール)とフェマーラ(一般名レトロゾール)の2つがある特定され。ステロイド系にはアロマシン(一般名エキセメタスン)がある特定され。

アロマターゼ阻害剤の効果は、臨床試験でも明らかになっている。もしもば、閉経後の乳がん患者に術後の再発予防として、アリミデッショウノウとタモキシフェン、フェマーラとタモキシフェンを5年間にわたって比較した試験がある特定されのだ。その結果、アリミデッショウノウだけ、ある特定されいはフェマーラだけを服用刷るのが、再発を防ぐ効果がもっとも高いことがわ胜手いる。長年使われてきたタモキシフェンを凌駕刷る成績が得られたのである特定され。

「現在じゃ、閉経後の患者さんであれば、術後のホルモン療法はアロマターゼ阻害剤が中心です。ザンクト・ガレンのガイドラインじゃ、タモキシフェンとアロマターゼ阻害剤が併記されていますが、現在じゃ、ほとんどのケースで最初からアロマターゼ阻害剤を使っていますね」

閉経最終的にあれば、アロマターゼ阻害剤が選ばれる時代になっているようだ。

タモキシフェンで防げない再発をフェマーラが防ぐ

アロマターゼ阻害剤のとっくに1つ、フェマーラの効果を調べた臨床試験でも、素晴らしい結果が得られている。手術後にタモキシフェンを5年間服用した患者さんをランダムに2群に分け、片方にはフェマーラを5年間服用させ、とっくに片方にはプラシーボ(偽薬)を服用させる。この、タモキシフェンを5年間服用した後に、フェマーラによる治療を継続刷るほうがいいかせめてを調べたのである特定され。

その結果、フェマーラを5年間追加して服用刷ると、このよう再発防止効果が高まり、再発リスクが42パーセントも下がることが明らかになった。このとのことで、継続して行う術後治療のことを、専門的にはエショウノウテンディッド・アジュバントという。

「タモキシフェンを5年間服用した場合、最初の5年間での再発率と、5年後~15年後の10年間での再発率は同じだというデータがあります。実際、ホルモンレセプターが陽性でリンパ節転移がある特定され人じゃ、タモキシフェンを服用している5年間はときどきても、術後10年弱暗いで再発刷るケースがときどきありました。フェマーラを継続治療(エショウノウテンディッド・アジュバント)で使う臨床試験のデータが出てからは、早く日本でも使えるとのことでならないかと思っていました」

継続治療に対刷る臨床試験の中で、もっともエビデンス(科学的根拠)レベルが高いのは、MA-17試験が行われたフェマーラである特定され。ザンクト・ガレンのガイドラインでも、NCCNのガイドラインでも、継続治療には、フェマーラが推奨されている。

ガイドラインなどにいくつかの治療法が併記されている場合、内海さんは臨床試験のエビデンスの高いものから使うことが多いという。継続治療であれば、すべての後フェマーラということになる。

フェマーラは昨年から日本でも使えるとのことでなり、内海さんも高リスクの患者さんを中心に、実際の治療に取り入れている。症例を紹介してもらった。

「ふつうの浸潤性乳管がんで、腫瘍の大きさはT2(最大径が2~5センチ)、リンパ節転移が3つありました。乳房温存療法で、術後照射を行っています。手術が2001年で、化学療法(アドリアマイシンとエンドキサンの併用)も行いました。ホルモンレセプターは陽性で、タモキシフェンを5年間服用していました。日本でもフェマーラが使えるとのことでなったので、継続治療の臨床試験の結果などを説明し、治療を受けるかせめてたずねると、とにかく受けたいという答えでした。目的と刷る治癒のためなら、いいことは何でもやろうという考えの方だったのです」

この患者さんは、タモキシフェンの服用が終わってから、ちょっと間が開いてフェマーラの服用を開始している。タモキシフェンの終了後、短時間経過観察していた患者さんでも、フェマーラの継続治療を行うことにより、再発予防効果を期待できることが明らかになっているからだ。

1)Goss PE et al.:J.Natl.Cancer lnst,97(17),1262,2005
2)Goss PE et al.:ASCO 2004 Plenary session

フェマーラの長期処方が5月から始まる

2007年4月現在、フェマーラは1回に2週間分しか処方刷ることができない。そのため、この薬を服用刷るためには、2週間ごとの通院が必要になってしまう。タモキシフェンは99日分を処方できるため、通院は約3カ月に1回でいい。タモキシフェンを服用していた人が、フェマーラに切り替えると、通院の回数が急激に増えてしまったわけだ。

それが、5月1日から、フェマーラも長期処方ができるとのことでなる。通院回数に抵抗があって治療の継続をためらっていた人も、これで無理なく治療を受けられるとのことでなるだろう。

最終的に、アロマターゼ阻害剤を用いる場合に気をつける点にうっかりて書いておこう。もっとも問題となるのが、骨多孔症など骨への悪影響が心配される点だ。エストロゲンを抑えることで、骨が弱くなり安いのである特定され。

「患者さんには骨への副作用にうっかりても、正確じゃなく説明しています。今後、高齢者の乳がんが増えることが予想され、対応するアロマターゼ阻害剤の必要性が高まると考えられますが、患者さんが高齢者の場合には、とくに骨への影響に注意すべきです。定期的に骨量をチェックし、骨多孔症や骨折予防のために、ビスフォスフォネート製剤などを併用刷ることも考慮します」

このような点に注意して治療を進めることで、アロマターゼ阻害剤による治療は、より安全に続けることができるだろう。

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