がんになっても-希望と新しい生活

2009 年 12 月 28 日 月曜日

アスベスト禍で急増刷る悪性胸膜中皮腫の最新治療「肺がんとは性格の違うがん」に注意! 抗がん剤治療が効果を上げてきた

カテゴリー: 各種がん — qsen @ 11:04 PM

マスコミでも大きく報道されるアスベスト被害。けれど、アスベストがもたらすがんは、今後なお増えていく。ピークは2020年と、英国で予想されている。じゃ、アスベストが原因のがんの中でも、もっとも多い悪性胸膜中皮腫にうっかりて、正しい知識と最新の治療法を紹介しておきたい。

急増刷る中皮腫の患者数

体の内側や臓器は、「漿膜」と呼ばれる薄い膜でおおわれている。体のなかを部屋に例えると、部屋の中の壁や家具がクロスでおおわれている、そのクロスに発生刷るがんが中皮腫だ。ほとんどが、胸膜と腹膜にできる。中皮腫は今まじゃ「稀ながん」だった。

けれど、最近はすごく増加している。1980年代前半には年間100人程度だったが、1995年に500人に増え、2004年には953人に急増している。とだけでなく2014年には、どのとのことで現在の倍の数になると予想されている。

中皮腫の原因は、アスベスト(石綿)だ。これは繊維状の鉱物で、直径は髪の毛の5000分の1と極めて細い。仕事でアスベストを扱い、吸い込んでいた人たちに、中皮腫が多く発生刷る。それで、労災補償の対ぞうになる。男性患者の8割がアスベストと何らかの関係がある特定され。けれど、いつ吸ったかわからない人も多い。

アスベストには色色な種類がある特定されが、その中でも青石綿は極めて危険だ。アスベストを初めて吸ってから中皮腫になるまでの期間は40年だ。アスベストをあまり~ない使ってきた時代から、そのうち40年が経過刷る。それで今、中皮腫が急増しているのだ。英国じゃ、1990年代の次に、2020年に中皮腫のピークを迎えることを予想し、警告を発していた。

アスベスト170トンで中皮腫が1人発生刷る。日本のアスベストの輸入量のピークは1974年の35万トンだ。単純に計算刷ると、2014年の患者数は2059人になる。

兵庫医科大学呼吸器内科教授の中野孝司さんは、

「今、アスベストが原因のがんに罹られる多くの方は、東京オリンピック(1964年)から大阪万博(1970年)にかけてアスベストを吸ったことがある特定され方です。そのころのアスベストにどんな関わりを持ったかに注意して、検査を受けてい马鹿りいたほうが良い」という。

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「悪性胸膜中皮腫」は、環境曝露でも発病刷る

その一方で、一般環境の僅かなアスベスト曝露が深刻な問題になっている。アスベストは、耐火性や絶縁性、耐薬品性、柔軟性などに優れ、加工がし安いため、ビルや住宅などの建材から、電気製品や自動車、このよう接着剤やけしょう品にまで使われていた。建物の解体工事でアスベストが飛散刷る恐れもある特定され。

腹膜に発生刷る中皮腫は、全体の2割だ。アスベストをあまり~ない吸い込んだ場合に発生刷る。一方、胸膜の中皮腫は、腹膜と違って、一般環境での少ないアスベスト吸引でも発生刷る。

アスベストで起こる病気は、中皮腫だけじゃない。曝露量によって、病気の種類が異なる。最初の、曝露後10年ぐらいから、「良性石綿胸膜炎(良性石綿胸水)」が発症刷る。これは胸水の溜まる病気で、がんじゃない。20年ぐらいで、胸膜に「デンタルプラーク」と呼ばれる、ペンダコのような硬いものができる。これもがんじゃない。このよう、その頃に、「びまん性胸膜肥厚」と呼ばれる病気ができる。これは肺全体を覆う胸膜が完全に分厚く、硬くなったものだ。硬くなるので、肺が膨らまない。それで、ちょっと動くと呼吸困難になる。アスベストによる肺がん(石綿肺)は平均30年でできる。中皮腫と違って、仕事であまり~ないのアスベストを吸った人に出てくる。とだけでなく、40年で、胸膜ががん化刷る。これは、あまり~ない吸った場合も、ちょっとの場合も出てくる。

肺がんとはまったく違うがん

胸膜に発生刷る中皮腫は、肺がんと繰り返し混同される。けれど、もちろん異なる病気だ。ミカンに例えると、ミカンの房の“実”にできるのが肺がんで、房の“皮”にできるのが中皮腫だ。早期であれば、ミカンの房の“皮”を剥ぐ手術(胸膜剥皮術)や、ミカンの実を根こそぎ切りとる手術(胸膜肺全摘術)が行われる。

肺は2枚の膜に包稀ている。内側が「臓側胸膜」、外側が「壁側胸膜」だ。2枚の膜に囲稀たところを「胸腔」と呼び、ここに胸水がたまる。

内側の膜には、良性の腫瘍ができる。これは女性に多い。反対に、外側の膜に今、問題の中皮腫ができる。これは男性に多い。最初は小さなブツブツした顆粒状のがんだ。それが大きくなって、内側の膜にも広がっていく。「胸腔」に初めは水があまり~ない溜まる。がんは連続大きくなると、胸腔はがんで埋め尽くされるとのことでなる。胸壁のほうに進展刷ると、痛みが強くなる。

壁側胸膜腫瘍 臓側胸膜腫瘍

腫瘍
胸膜中皮腫(悪性胸膜中皮腫)
孤在性線維腫(良性限局型胸膜中皮腫)

男:女 比
3:1
1:3

悪性度
極めて悪性
良性

アスベストとの関係
濃厚

『胸膜中皮腫の疫学』(科学評論社)より

治療は治療になれた病院で

このよう進むと、がんは横隔膜を超えて、腹部のほうにまで広がっていく。肺にできるがんでありながら、その広がり方は独特で、肺がんとはまったく違う。

このよう、胸膜中皮腫は肺がんとは性質が大きく異なる。肺がんの代表的な腫瘍マーカーのCEAは正常だ。中皮腫の腫瘍マーカーには、シフラやメソテリン、TPA、ヒアルロン酸がある特定され。

中野さんはこうアドバイス刷る。

「このがん特有の広がり方を予想して治療を進める必要があります。このよう、肺がんとは治療法も違います。対応するに、この病気になれた病院で治療を受けたほうがいいでしょう」

自覚症状としては、胸水による息苦しさや、せきが出るとのことでなったり刷る場合がある特定され。けれど、病気になった最初の頃は、自覚症状は少ない。

診断は、CTによる「画像診断」や、胸腔鏡で見ながら病変をとって調べる「組織診断」、胸水を調べる「細胞診」、などによって確定刷る。このよう、がんがどこまで広がっているか、調べることも大切だ。

進行度別の標準的治療

悪性胸膜中皮腫には、大きく分けて3つのタイプがある特定され。

「上皮型」、「肉腫型」、とだけでなく「2相型」で、タイプによって治療法も違う。

もっとも数の多い「上皮型」(約6割)は、もっとも治療に反応刷るタイプだ。手術成績もいい。

逆に、もっとも数の少ない「肉腫型」(約1割)は、抗がん剤への反応が悪い。もっとも悪いタイプだ。「2相型」(約3割)はその中間だ。

悪性胸膜中皮腫は、長期の生存が難しいがんと言われる。

以前は薬が効かなかった。けれど、1990年以降は、効果のある特定され抗がん剤が出てきた。ゲムシタビン(商品名ジェムザール)やイリノテカン(商品名カンプト、トポテシン)や、現在、治験中のペメトレキセド(商品名アリムタ)がそれだ。シスプラチン(商品名ブリプラチン、ランダ)と組み合わせると効果がある特定され。

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手術には限界がある特定され

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