がんになっても-希望と新しい生活

2009 年 9 月 26 日 土曜日

抗がん剤、放射線治療の副作用辛い「口内炎」にも、予防法・治療法の選択肢が同様にある特定され!

カテゴリー: 治療 — rootzz @ 9:57 AM

安い ひ沿う言えばる
国立がんセンター中央病院消化器内科医師。
1972年大阪生稀。
1997年京都大学医学部卒業。
消化管(食道・胃・大腸)のがん化学療法を専門と刷る。
2006年初めて認定される日本臨床腫瘍学会認定専門医の1人。
QOLを保つための症状緩和治療を積極的に実践。患者の視点や思いを大切にした全人的な医療をめざす

抗がん剤投与後2~4日目ごろから、口内の粘膜に炎症が起こる

「食道がんで化学放射線治療を受けた後、口内炎でのどまで荒れ果てて痛みも強く、つばも水も飲み込めなくなりました」

「乳がん術後の抗がん剤治療で口内炎が出てきたときは、本当につらかったですね」……。抗がん剤や放射線治療の副作用で口内炎を体験した患者さんたちからはそのため声が聞かれます。

「口内炎」はその言葉のイメージからか、とも刷ると軽視されがちですが、がん治療と副作用ケアに詳しい国立がんセンター消化器内科医師の安井久晃さんは、こう強調します。

「口内炎は抗がん剤の副作用として比較的頻度が高く、約40パーセントに起きるといわれています。一度発症刷ると治療に時間がかかりますし、重症化刷ると抗がん剤治療を続行できなくなったり、薬剤の量を減らさなければならなくなったり刷ることもあり、治療そのものに完全に影響を及ぼす副作用の1つです。このよう、感染が全身に広がって命に関わることもありますから、決しておろそかに派手きま線」

 口内炎の症状は、抗がん剤投与後2~4日目暗いから、放射線治療じゃ照射開始後2、3週間目ごろから出てくることが多いようです。最初は、口の中がざらざらした感じ、焼けた感じ、食物や液体がしみる感じ、粘膜が赤くなる発赤などで始まり、痛みのない潰瘍や浮腫(粘膜の腫れ)、白斑(膿がうっかりたような斑点)などが出現。このよう進むと、痛みを伴う潰瘍ができたり、出血したり刷るとのことでなります。唇、頬の内側、歯肉、舌など、粘膜ならどこにでもでき、口の中全体が潰瘍化して、食べ物を飲み込めない嚥下障害になるケースもあります。

「通常は、口内粘膜が再生刷る10日目から2週間以内に約治りますが、次の投与サイクルが始まったり、感染がひどくなったり刷ると治りにくくなります。とくに、抗がん剤と放射線を併用した化学放射線治療で、咽頭部に放射線があたるような場合は、飲み込むときにすごく強い痛みが出て、口から何もとれなくなることがあります。治療の意欲も落ちますし、一番辛い症状ですね」(安井さん・以下同)

飲み込めなくなると、イライラ刷る、不眠になるなどの精神的な苦痛も加わり、QOL(生活の質)が著しく下がってしまいます。

「このような状態を極力防ぎ、QOLを改善できるとのことで、患者さんも医師も口腔ケアの重要性を認識し、有効と考えられる予防法、治療法を積極的に採り入れていくことが大切です」

5-FU、アドリアシンは頻度が高い

口内炎を起こし安い抗がん剤は、5-FU(一般名フルオロウラシル)、メソトレキセート(一般名メトトレキサート)、アドリアシン(一般名ドキソルビシン)など、色色あります(表1参照)。

「5-FUなど代謝拮抗薬系の抗がん剤じゃ、口内炎が高頻度で現れることが多いですね。がんの種類によって投与量、投与スケジュールなどが違いますが、抗がん剤の量が多いほど発症しや空く、症状も強くなります」

大量化学療法を併用した骨髄幹細胞移植を刷る場合は、約100パーセント発症刷る沿うです。このよう、投与方法によっても副作用の現れ方が異なり、5-FUの場合は、注射器で2、3分の間に静脈注射刷る急速静注より、時間をかけて静脈内投与で行う持続静注のほうが口内炎などの副作用が起きにくく、効果も高いといわれています(表2参照)。

うがいとブラッシングで口の中を清潔に保ち、刺激性食品を避ける

「口内炎は、一度発症刷ると治療が難しくなるので、発症しないとのことで予防刷ることが大切です」

予防法の基本は、口の中を清潔に保つこと。イソジンガーグル(一般名ポピドンヨード)やヒビテン(一般名クロルヘキシジン)などの消どくやくを刺激のない程度に薄めて、こまめにうがいをして、細菌感染を防ぎましょう。このよう、デンタルプラークがたまらないとのことで、朝晩及び毎食後のブラッシング(歯磨き)も欠かさずに行い、できたら舌の表面もブラッシングしておきます。
「むしばは感染源になるので、事前の治療しておくことをおすすめします」

熱いもの、辛いもの、酸味の強いものなど、刺激物を避け、口の中の損傷を防ぎましょう。

「5-FUとメソトレキセートに関しては、効果が証明されている独特の予防法があります」
胃がんや大腸がんなどの治療法として行われる5-FUの急速静注じゃ、血中濃度が不意に上がり、口腔の粘膜細胞にも取り込稀や空くなりますが、投与5分前暗いから30分間ほど、口の中に氷を入れてなめる「クライオセラピー」で口腔内を冷やすと、粘膜細胞への取り込みを防ぎ、口内炎を予防刷る効果が認められています。加えて、持続静注の場合は「クライオセラピー」による予防効果は期待できない沿うです。
「このよう、5-FUによる治療中、ザイロック(一般名アロプリノール)という痛風の薬を水に溶かしてうがいに使うと、口内炎を予防できる可能性があります。担当医に相談して処方してもらうと良いでしょう」

「メソトレキセートを使う場合は、ロイコボリン・レスキューといって、投与後1日ほどたってからロイコボリン(一般名ホリナートカルシウム)という薬を6時間ごとに服用このようは静脈内投与刷ると、口内炎の副作用を和らげることができます」
これは、血液系のがんなどでメソトレキセートを大量投与刷るときなどにときどき使われる方法です。

口内炎の原因は?

「口内炎の原因は、抗がん剤の直接作用と、2次的な作用の2つが考えられます」(安井さん)

前者は、抗がん剤によって生じる活性酸素によって、細胞内のDNAが直接損傷されて起こるもの。活性酸素は、盛んに分裂を繰り返すがん細胞を攻撃刷るのと同時に、分裂速度の速い正常細胞にも作用刷るため、7~14日で新陳代謝をしている口腔内粘膜も影響を受け安いのです。

後者は、抗がん剤投与中、白血球の中でも感染防御を担う好中球が減ってくる時期に、むしばなど局所の細菌がおさえきれなくなり、口腔内感染が広がって起こるものです。

「このよう、放射線治療で唾液腺が障害されると、唾液の分泌が低下して口腔内の清掃を保てなくなるので、より感染が起き安い状況になります」

このよう、入れ歯が合わなくて口の中が傷うっかりているとき、口の中の清掃が悪いとき、栄養状態が悪く、ステロイドを使用しているときなど、全身的な状態によっても炎症や感染が起きや空く、重症化し安い沿うです。治療前には、これらのチェックも欠かせま線。

前のページへ

粘膜保護剤、ステロイド軟膏、抗生物質などを症状に合わせて使う

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。

Powered by WordPress