胆管がん・CT検査胆管が太くなって拡張している部分に注目刷る
68歳の男性Pさん。腹部の膨満感が繰り返し現われ、気になって受診。腹部超音波検査で胆管がんの疑いを指摘されて国立がんセンターへ。再度の腹部超音波検査このようCT検査で肝管(肝内胆管)に、2.2センチのがんが見つかった
胆管がんが見つかるパターン
肝臓でつくられた胆汁(消化液)は、胆管を通り十二指腸付近で排出されます。その途中には胆汁を一時的に貯めて濃縮刷る胆嚢という袋がありますが、この胆管や胆嚢にできるがんを総称して「胆道がん」と呼びます。
胆管がんは、肝臓の中を通っている胆管と肝臓の外を通っている胆管にできるがんと2つに違いはされ、前者を「肝内胆管がん」、後者を「肝外胆管がん」といいます。今回の紹介刷るPさんの場合は「肝内胆管がん」です。
胆管がんは胆管の内側の上皮というところから発生します。胆管がんが見つかるパターンとしては、Pさんのとのことで腹部に異常を感じて受診し、腹部超音波検査を受けて発見されるというケースがあげられます。腹部超音波検査は、様々な病の疑いを拾い上げるスクリーニング検査としてときどき使用されます。
とっくに1つのパターンは、がんが大きくなることによって胆汁の流れが悪くなって黄疸が起こるのをきっかけに見つかる場合です。このパターンは、がんがある特定され程度進行しているケースに多いようです。
遅かれ早かれにしろ胆道がん(胆管がん)が疑われる場合は、最初の腹部超音波検査を刷るのが一般的です。
「胆管がんじゃ、がんが大きくなると胆汁の流れが滞るため、そこから上流の胆管が拡張刷るのが見られるとのことでなります。これがわかり安い目安の1つです」(森山さん)
Pさんの場合も、この所見がときどき現われていました。ケースによっては、胆管の拡張が見にくいこともありますが、沿ういうときはCTなど、他の検査を追加します。
CT検査はがんの有無を調べる検査でもありますが、がんの広がりや周囲の臓器への転移の有無を確かめる検査としてすごく有用です。
「このCTによるPさんの検査画像で、最初の目に付けて欲しいのは、中央やや上部に位置刷るがんの塊です。ここに注目試してみての方法を考える。黒っぽくて、方法へもごうっかり感じがしますね」(森山さん)
太くなって拡張している胆管
「最終的に目に付けて欲しいのは、がんの塊から右手に延びている黒い筋です。これが肝内胆管で、この画像でも太くなって拡張している様子が鮮明に写っています」(森山さん)
胆管がんの広がり方は大きく分けて2つのタイプがあります。
ひとつは胆管の内側を這うとのことでして伝わり、その部分が壁のとのことで盛り上がるタイプです。
とっくに1つは周囲の組織に滲み込むとのことで広がるタイプで、近くに大きな血管や神経があればやっかいなことになります。Pさんの胆管がんはこの両者の中間的なものに該当します。
「この写真じゃ、がんの塊の、向胜手左側に門脈という重要な血管がありますが、これにがんが浸潤して絡みつくとのことで広がっている可能性があります」(森山さん)
血管にがんが浸潤しているかせめてを見るためには、CTとは別に、腹部血管造影検査といって、付近の動脈に造影剤を入れ、エッショウノウ線撮影を刷るとときどきわかります。場合によっては、血管造影を行いながらCT検査を刷ることもあります。複雑に枝分かれしている血管の1本1本が鮮明に写る検査です。
「腹部血管造影検査は、手術の適応である特定されかせめて、ある特定されいはどの範囲を切除刷るか、といった治療方針を決める上で重要な検査となります」(森山さん)
Pさんがこの検査を受けたところ、危惧されたとのことで、門脈(右枝)にがんが絡みつくとのことで触手を伸ばしていました。けれども、血管への浸潤はうーん大きなものじゃないという判断で、手術の適応になりました。
手術じゃ血管に絡んでいるがんを剥がすとのことでして取り、肉眼的には全て切除刷ることができました。