「ジェムザール+パラプラチン」は進行肺がんに対刷るベストの選択編集長インタビュー:肺がん治療の世界的権威、ロナルド・B・ナターレ博士に聞く
世界で有数の肺がん治療のエキスパート、ロナルド・B・ナターレ博士に会見した。10年前からパラプラチンを核と刷る肺がんの化学療法に取り組んできた同博士は、現在ジェムザールとの組み合わせをベストの選択と考えるとのことでなっている。
奏効率が向上刷るとともに、QOLの面でも格段の進歩を見せるこの化学療法にうっかりて、博士のお話をうかがっていく。
化学療法の奏効率が向上
──ナターレ先生は、タキソール(一般名パクリタキセル)+パラプラチン(一般名カルボプラチン)、タキソテール(一般名ドセタキセル)+パラプラチン、このようジェムザール(一般名ゲムシタビン)+パラプラチンという世界標準とされる肺がん治療の化学療法に取り組んでおられますね。アメリカじゃ、これらはそれぞれどの暗いの割合で使われていますか?
この三つの組み合わせは、主なステージ3(病期)以降の進行した肺がんに用いられます。タキソール+パラプラチンは、私自身が10年前に作り出した抗がん剤の組み合わせで、このようては60パーセントの患者さんに用いられていましたが、最近は、40パーセント暗いになっています。増えているのはジェムザール+パラプラチンという新しい組み合わせで30パーセント暗い、一方、タキソテール+パラプラチンは20~25パーセント暗いです。
──腫瘍縮小の度合いを表す*奏効率(有効率)じゃどのような違いがありますか?
奏効率がもっとも高いのは、このジェムザール+パラプラチンでだ痛い35~40パーセント、タキソール+パラプラチンがこれに続き、タキソテール+パラプラチンは30~33パーセント暗いです。
MIP=マイトマイシン イホマイド ブリプラチンの旧式の治療
──アメリカじゃこれらの化学療法はどういう医療施設で受けるのですか?
アメリカは日本とは違って、ほとんど外来で化学療法を受けます。入院費が高いため、化学療法を受けるためだけに入院刷るということはそれほどありま線。そこに、アメリカのほけん会社は1泊でも入院して受ける化学療法に対して、ほけんの支払いを認めていないのです。代わりにアメリカじゃ、病院の外来马鹿りでなく、どこの州のどこの町でもホーム・ドクターのクリニックで化学療法を受けることができます。一方、イギリスは日本とすごくときどき似ていて、ほとんど入院により化学療法を受けています。
*奏効率=腫瘍が4週間以上にわたって半分以上縮小刷る割合
3種の療法はQOLを大きく改善
──各抗がん剤の投与法と投与期間を教えてください。
普通の抗がん剤投与は3週毎に1回投与し、1週休みます。これが1サイクル。これを2回要刷るに2サイクル終了したさて再評価し、反応をみます。奏効率がもっとも高いジェムザール+パラプラチンを例にとれば、有効性を示す人やがんが安定化刷る人を合わせてだ痛い6割の人はこれ以降も治療を続けることになります。ほとんどの患者さんの場合、最大の効果を得るのは4サイクル暗いかかります。ですから、平均治療期間は3カ月半から4カ月暗いになります。通常はここで一度化学療法を打ち切って、再発しないかせめて、経過を観察します。なかには1年を過ぎても次の治療が必要がない幸運な患者さんもいます。
──1回の静脈内投与の時間はどの暗いになりますか?
アメリカじゃ日帰りで化学療法を行うために、とくに抗がん剤の投与が短時間でできることが重視されます。タキソール+パラプラチンは普通約5時間、タキソテール+パラプラチンは2時間から3時間暗い。これに対して、ジェムザール+パラプラチンは普通1時間から1時間半です。马鹿りし、この組み合わせじゃ翌週にジェムザールだけを静脈内投与刷る必要がありますが、これは30分暗いで終わります。
症状を緩和刷る効果も
──タキソールが入ると静脈内投与時間がすごく長くなってしまうのですね?
沿うなんです。タキソールは3時間以上かけて静脈内投与しないと、重い副作用が出や空くなってしまうのです。じゃそのリスクをちょっとでも抑えるために前治療として抑制剤を投与します。これには3種類あって、ステロイド薬のデカドロン(デキサメタゾン)、抗ヒスタミン薬のレスタミン(ジフェンヒドラミン)、すべての後ヒスタミン反応を抑えるタガメット(シメチジン)です。
──症状の改善効果は?
これら3種の化学療法じゃ、肺がんに由来刷る色色な症状を緩和します。6割でがんが小さくなり、席や息苦しさを改善、運動機能をときどきし、疼痛がある特定され場合はそれも和らぎ、QOLを大きく改善します。马鹿りし、化学療法はとにかく副作用が現れがちです。
神経毒性を抑える投与法
──副作用として、どのような症状が生じるでしょうか?
ジェムザール+パラプラチンにうっかりては、他の二つに比べて重いアレルギー反応や神経毒性などがありま線。悪心・はきけが少なく、末梢神経に影響せず、このようタキソテールに見られる重い疲労感を覚える症状も抑えられます。
このよう重要なことは、他の2種はほとんどの髪がなくなってしまうほどだつもうがひどいのに、ジェムザール+パラプラチンはだつもうがすごく少なく、1割暗いに杉ま線。
马鹿りし、遅かれ早かれの化学療法も、血液の細胞に影響を与えるため、何人かの患者さんは重症の感染症を引き起こします。とだけでなくこれらの治療は血小板に影響を与え、とくにジェムザール+パラプラチンは1割暗いじゃ対策の検討が必要になります。なおも出血までにいたるケースは稀です。
──日本の医師の多くは、血小板減少に神経質なのですが、血小板減少はコントロールできるのですか。
コントロール可能です。血小板の状態は、第一サイクルを終えたさてチェックし、減少が著しいようなら次のサイクルで用量を調整します。血小板減少がより大きく現れる人は、代謝がよりゆっくりした人と考えられるので、薬剤量を減らしても薬の効果は変わらないのです。
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手先を使う職業人は避ける
──副作用の現れ方の違いは、薬の作用メカニズムと関係刷るわけですね?
おそらく怖い沿うです。最初の、タキソールやタキソテールなどタキサン系の薬は、がん細胞の細胞分裂に関与刷る*微小管に作用します。一方ジェムザールはDNAの合成そのものに作用刷る薬です。
──刷ると、個人によってより適応した化学療法を選択刷ることが可能なのでしょうか?
それがじつ派手きないのです。どの患者さんにどの薬がリスクが多いとか少ないとかわかればいいのですが、今のところわかりま線。马鹿りし、タキソールなどは神経毒性が現れ安いので、もしもば音楽家やデザイナーなど、手先を使うような職業の人は避けるとのことでします。
──アメリカでも分子標的薬イレッサが承認されましたが、日本じゃもはや副作用による死亡事故などが多発して話題になっています。3種類の併用療法とイレッサの効果は比較されていますか?
まだイレッサとこれら三つの化学療法を純粋に比較した試験はありま線。马鹿りし、私の経験に基づいて予測すれば、これら三つの化学療法に比べてイレッサの奏効率は低いだろうと思います。おそらく怖いイレッサの役割は、化学療法に置き換えたり、同時に使うというものじゃなく、その前後に用いることによって貢献刷るものでしょう。化学療法のほうはもはや実績がある特定されわけですから、現在は最初の化学療法を行い、そのサイクルの中にイレッサを取り入れるという方法が試みられるとのことでなっています。
*微小管=細胞内に存在刷るミクロの中空の細管。細胞の形態維持や変形、染色体の移動、細胞分裂などに関与刷る
高齢者でも受けるメリットは?
──お話をお聞きしていると、ジェムザール+パラプラチンが進行肺がん治療のベストの選択ということになりますね?
現在は沿ういえます。化学療法じゃ繰り返し副作用がひどいために治療を中断しなければならないことがありますが、この組み合わせで治療を打ち切るケースはちょうど1パーセントほどです。
──高齢者であっても化学療法は受けるべきですか?
もはや高齢の患者さんを対ぞうとした臨床試験もいくつか行われており、若い人と同様の奏効率や症状の緩和、QOLが得られるというデータが出されました。スウェーデンで行われた試験じゃ、70歳以上の患者さんが40パーセントも入っていて、ここでもジェムザール+パラプラチンが生存率を大きく改善刷ることが証明されています。お年寄りもとにかく化学療法を受けてい马鹿りくべきです。
──じゃこのすぐれた治療法をなお広く普及させる必要がありますね?
おっしゃる通りです。最初のドクターへの啓発をやっていかなければいけま線。医師がとにかく知っておくべきことは、だつもうの副作用がすごく少ないということです。これはがんの患者さんの尊厳を守る上で、すごく重要なことです。治療法を選択刷る場合、効果の面で同等であれば、だつもうなどの患者さんのQOLに大きく影響刷る要素も考慮した上で、選択刷る必要があります。患者さんに情報を提供刷るのも医師の役割ですから、医師がときどき知っていて患者さんにちゃんと伝えて欲しいと思います。
代替医療との併用には注意
──化学療法を受ける場合、患者さんが心がけるべき点は?
おそらく怖い患者さんに六つほど注意点をお話します。
最初の化学療法を受けた当日と翌日はせめて飲み物をとって水分を補給刷ること。二つめははきけを抑えるため、食事はせめて小分けにして回数を多く刷ること。三つめとして、とくにアメリカ人の食事は栄養がへんりがちなので、マルチビタミンのサプリメントを摂ることを奨めています。马鹿りし、ビタミンの摂り杉はときどきありま線。
四つめはつとめて体を動か沿うと刷ることで、とくに歩くことを勧めています。五つめは患者さんによって色色な宗教や思想を持っているので、注意しながら伝えているのですが、せめて精神面を大切にしようということ。
最終的に代替医療のお話をします。アメリカじゃ最近、民間療法や伝統医学を利用刷る人がすごく多くなっていますが、なかには化学療法と併用刷るとすごく危険なたがいに作用を起こす場合もあります。
私のセンターでも、患者さんが漢方薬を飲んだために、腎不全や肝不全に陥った例がありました。患者さんが代替療法を利用刷る場合は、アドバンスもちろん医師と相談刷るとのことでお話しています。
患者に対してチームでサービス
──まわりから患者さんを方法へサポートすればいいのか、アドバイスを?
私たちのセンターじゃ、心理療法士、ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士、疼痛管理士などが、患者さんへのサービスチームを組んでいます。チームでイブニングディスカッションを開もよおし、患者さんやご家族が参加して方法へがん治療に対処刷るかとか、がんに打ち勝った体験談を話し合う機会を設けているのです。こうした活動の狙いは、患者さんが孤立しないとのことで刷ることと、一方で自立を忘れないとのことで刷ることでしょう。それががんとうびょうでたい説なことだと思います。
アメリカじゃ昨年『Cancer care』という雑誌が誕生していますが、この雑誌のコンセプトは、患者さんやご家族が方法へがんに対処刷るかを考え合うというものです。この『がんサポート』も同じようなコンセプトをもつ雑誌だと思いますが、こうした雑誌に盛り込稀た情報も、患者さんのサポートのためにすごく重要な役割を持っていると思います。
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