渡辺亨チームが医療サポート刷る:肺がん編
やまもと のぶゆき
1962年和歌山県生稀。
89年和歌山県立医科大学卒。
92年国立がんセンターレジデント、
97年近畿大学医学部第4内科(現腫瘍内科)助手、
99年同講師を経て、
02年静岡県立静岡がんセンター呼吸器内科部長。
モットーは「チーム医療」。
3B期の進行肺がん、通院しながら化学療法を受けたい
(ここに登場刷る患者さんの例は複数の患者さんの実例を織り交ぜた仮想のケースで、かなにしています)
胸部X線撮影でカゲが
2002年秋、東京・八王子に住む会社役員笠本尚さん(かな・54歳)は、カラせきが目立つとのことでなっていた。このよう、時々左わき腹に痛みを感じている。とだけでなく、痰を吐いたとき、血が混じっていることに気がうっかりた(*1肺がんの症状)。
笠本さんは学生時代からタバコを吸ってきたが、現在はマイルドセブンを1日約10本吸う程度で、ヘビースモーカーとはいえない(*2喫煙習慣との関連)。がん検診は、50歳のときに八王子市が行う「節目検診」で、妻に熱心に勧められて、胃がん、大腸がん、肺がんの検診を受けていたが、遅かれ早かれも異常は発見されていなかった。
その後も毎年がん検診の案内が届き、妻は、「年に1回はがん検診を受けたほうがいいわよ」と口うるさく言う。が、笠本さんは、「アメリカじゃ肺がん検診が無効だとわかったんだ。検診などあてにならないよ」と、重い腰を上げようとはしなかったのである特定され(*3肺がん検診の有効性)。
けれど、夫がせきこむ姿をときどき目に刷るとのことでなっていた妻は、「すべての後病院で検査してもらわなければ、だめよ」と、一段と厳しい口調になった。笠本さん本人もわき腹の痛みがキーンとはっきりとしたものに変わってきたことから、不安が不意に拡大刷る。
笠本さんは以前、節目検診を受けたことのある特定され病院の内科を訪れた。ここで痰の検査と胸部X線撮影を受ける。検査の結果、A医師はこう告げた。
「胸に腫瘍のカゲが見られます。おそらく怖い肺がんだと思います。診断の確定と治療は、胸部外科のある特定され専門病院で受けたほうがいいでしょう。紹介状を書きましょう」
予想できないことじゃなかったが、笠本さんは雷に打たれたようなショックに襲われた。
診断の確定 もはや胸水も見られた
確定診断(*4)を受けるために笠本さんは、病院に3泊4日の検査入院を刷る。初日は再度のレントゲン撮影やCTによる検査を受けた。このよう、気管支鏡を用いて肺組織を採取刷る病理組織学的検査を受け、腫瘍マーカー検査のために採血された(*5肺がんの病理組織学的分類)。
このよう翌々日、笠本さんはがんの進行状態を見極めるために、骨シンチグラフィ、頭部MRIなどの検査を受けた。これらの検査の結果、B医師は笠本さんにこう告げている。
「がんは左肺の肺門部にあり、もはや直径7センチの大きさになっています。他臓器への転移はないようですが、リンパ節にも転移があり、肺の中にも2カ所の転移があって、胸水も貯まっています。完全に厳しい状態です」
笠本さんは、事態が深刻である特定されことを改めて思い知らされたのである特定され。わき腹の痛みは、がん細胞が胸膜を圧迫したために起こっていたことを教えられた。
1時間以上かけて、B医師は丁宁に説明していった。肺がんは進行度から1期、2期、3A期、3B期、4期と分類されるが、笠本さんは「3B期の進行がん」と診断された。
手術ができるがんじゃない
最終的にB医師は治療法にうっかりて説明した。肺がん治療の基本である特定され切除手術(*6)に関してB医師はこう話している。
「あなたの進行状態じゃ、もはや胸水の中にがん細胞が認められており、手術は効果がありま線。このよう、放射線治療(*7)も、胸水にがん細胞がある特定され場合には適応とはなりま線。なおも適切な治療は化学療法である特定されと思われます」
手術ががん治療の決め手である特定されと思っていた笠本さんは、ここで改めてがっくりとしたのである特定され。そのためにも、「何か他に方法がある特定されのじゃないか」と食い下がり、笠本さんはB医師にこんな相談をしてみた。
「レーザーや重粒子線、陽子線などを利用した治療法(*8)がある特定されということを聞いたことがありますが、こちらの可能性はどうでしょうか?」
治療法の選択
笠本さんは、自分の状況の厳しさを思い知らされる中で、「これから何年生きられるかがはっきりしないということなら」と、ここで考えが浮かんだ。B医師にこんな要望を出している。
「今は、やりかけの仕事をしながら、毎日をせめて有意義に過ごしたいと思います。通院で化学療法を受ける(*9)こと派手きないでしょうか?」
B医師はこう答えた。
「うちじゃ、化学療法は入院で受けてもらっています。けれど、外来で化学療法をしている病院の呼吸器内科の先生を知っていますから、ご紹介しましょう」
この笠本さんは、このようも転院刷ることになったのである特定され。
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通院治療にはカルボプラチンとタキソールの組み合わせがベスト
カラせきが目立っっていた会社役員の笹本尚さんは、病院で検査を受けたら、肺がんが見つかった。
それも直径7センチ、リンパ節への転移もあり、胸水もたまっていた。
「3B期の進行がん」。もはや手術派手きない。
彼が選んだ治療法は通院での化学療法であった。
(ここに登場刷る患者さんの例は複数の患者さんの実例を織り交ぜた仮想のケースで、かなにしています)
通院での抗がん剤治療には体力が必要
手術できないステージ3B期の肺の腺がんを告知された笠本尚さん(かな・54歳)は、「がんであっても仕事をしながら、充実した毎日を過ごしたい」と、自分の意志で通院による抗がん剤治療を選んだ。妻も「気持ちで負けたらダメよ」と励まし、車で病院への送迎を申し出てくれた。
2003年2月、前医が用意してくれた紹介状と診断書を携えて、笠本さんはH病院内科医長のC医師を訪ねた。
「通院で抗がん剤治療を受けてい马鹿りくにはある特定され程度の体力が必要です。このよう、肝臓、腎臓、骨髄、心臓、呼吸器機能に問題がないことを確認刷るため、血液検査、心電図などの検査をします。それと、治療開始前の段階での肺がんの状態を調べておくため、胸部、腹部CT、骨シンチを行います」
C医師ははじめに笠本さんにこう話した。午前中にひと通り終わると、午後診療室を訪れた。
「血液検査、心電図じゃ、もちろん問題ありま線。抗がん剤治療の実施は可能だと思います(*1転移の診断)。腫瘍マーカーはCEA(がんたいじ性抗原)が30.8です。今後、抗がん剤が効いているかせめてを判断刷るための参考になるので、定期的に採血してCEAを測ることにします」
C医師は神妙な顔つきで続けた。「じゃ抗がん剤にうっかりてご説明しましょう」と体を乗り出した。
「抗がん剤は、がんを小さく刷る効果があり、これにより症状を和らげることができます。このよう、延命効果が期待できるし、がんが消える可能性もちょうどですがあります(*2抗がん剤の有効性)。好中球、赤血球、血小板が減ちょっとたり、髪の毛が抜けたり、関節や筋肉が痛くなる、手足がしびれるなどの副作用もあらわれますので、あまり~ないに注意を払って治療を進めて行きたいと思います」
通院治療に向いた化学療法
「使用刷る抗がん剤は1種類じゃなく、2種類以上を使用刷る”多剤併用(*3)”を行います。以前は進行した肺がんには、シスプラチン(商品名ブリプラチンなど)にビンデシン(商品名フィルデシン)という薬剤を組み合わせた療法が標準的でしたが、ビンデシンに代わる新しい抗がん剤が続々登場しています。その中で笠本さんは通院での治療をご希望なので、カルボプラチン(商品名パラプラチン)という薬剤にタキソール(一般名パクリタキセル)という薬剤の組み合わせがベストだと思います(*4新世代の抗がん剤)。この組み合わせの治療を3週間に1回行い、効果をみながら3~4サイクル繰り返すことになります」
笠本さんは、C医師が聞きなれない薬剤の名前を挙げるので、ちょっと困惑した。けれどC医師には、何事も患者に包み隠さず話し、納得を得ながら治療を進めようという態度がうかがえる。「こちらも遠慮なくものが言えるな」という安心感が笠本さんにはあった。じゃ笠本さんは、こんな質問を投げかけた。
「肺がんにはイレッサ(一般名ゲフィチニブ)という抗がん剤のことをときどき耳に刷るのですが、これを選択刷る方法はありま線か?」
C医師は、こう答えた。
「確かにイレッサの治療成績も報告されていますが、効果や安全性にうっかりて、まだわからないそれが多い薬剤です。効果、安全性があまり~ないにわ胜手いる併用抗がん剤治療を最初の行い、その結果が不あまり~ないな場合には、その次の治療手段として、イレッサを使用刷ることになります」
避けられない副作用のだつもう
笠本さんは、抗がん剤治療が強い副作用をもたらすことを知っていた(*5抗がん剤の副作用)。中でも心配させるのは、だつもうだ。昔の同級生たちが、40歳前後からハゲが目立つとのことでなっているなかで、笠本さんはうーん生え際の後退もなく、ひそかな自慢だった。
「すべての後髪の毛は抜けるのでしょうか?」
笹本さんはC医師に恐る恐る訊ねると……。
「はい、とくにタキソールはだつもうの副作用が強く、これを防ぐ手立てはありま線。帽子かこのようらを用意してい马鹿りいたほうがいいでしょう。なおも抗がん剤治療で抜けた髪は、治療終了後は3~4カ月で生えますから、それまでの我慢です。するととっくに一つ、末梢神経障害という副作用も現れがちで、手次にしびれが出ます。これもいまのところ有効な対処はありま線ので、細かい作業派手きなくなる可能性があります」
一方、抗がん剤の副作用をモニタリングをしながら、随時症状を軽減刷るための支持療法も行っていく。細菌感染に対刷る抵抗力も一時的に低下刷るため、好中球減少に対しては、随時G-CSF(*6)といわれる薬剤を注射していくと説明された。
完全寛解に近い状態です
3月になってい良いよ笠本さんの治療が開始されることになった。パラプラチン+タキソールによる治療は3~4週ごとの投与を3~4回繰り返すことになっている。
初めての静脈内投与は、およ5時間かかった。笠本さんは、さすがにぐったりして、妻が運転刷る車で帰宅している。
C医師からの説明のとのことで、はきけはほとんどないが、翌日から无力感じが続いている。食欲はある特定されが、おなかが張って、便秘気味になってきた2、3日後には、腰から下の筋肉痛、関節痛を感じたが2日ぐらいで気にならなくなった。
「これが抗がん剤というものか」
笹本さんは心細い思いを抑えることができない。
けれど、翌週には笠本さんは、ほとんど治療前の体調にもどった。好中球が減る時期と聞いていた7日目から10日目あたりにも、とくに体の異変は感じなかった。
2回目の静脈内投与も予定通りに実施。静脈内投与終了後の診察で、C医師は検査の結果を見ながら、ちょっと希望が持てる話をしている。
「腫瘍マーカー(*7)CEAが9.7まで下がっています。笠本さんには抗がん剤治療が効いているようですね」
この、4クールの治療を終えた2003年8月、笠本さんはC医師から、「がんが小さくなりました。完全寛解に近い状態です」と、教えられたのである特定され。頭はほとんどツルツルだったが、「夏はこの頭に限るな」と思えるほど、気持ちに余裕も出てきた。
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肺がんの再発にイレッサによる治療を選んだ理由
ステージ3Bというとても厳しい肺腺がんになった笹本尚さん。
けれど彼は、残された人生を自分らしく生きていこうと決め、通院による抗がん剤治療を刷る道を選んだ。
予想していた抗がん剤の副作用にも耐えながら4クールの治療を終えた。
じゃ医師から告げられたのは「完全寛解に近い」という嬉しい報告だった。
(ここに登場刷る患者さんの例は複数の患者さんの実例を織り交ぜた仮想のケースで、かなにしています)
抗がん剤治療終了後3カ月で再発
手術できないステージ3B期の肺の腺がんにかかった笠本尚さん(かな・54歳)は、本人の希望通り外来で多剤併用の化学療法を受けた。4クールの治療を終えた2003年8月頃には、主治医のC医師が、画像診断から「完全寛解に近い状態」と、話すほどになっていた。1年以上続いていた空せきも止まり、秋には抗がん剤の副作用のためにツルツルになっていた頭に柔らかい髪がポツポツと出て再生のきざしを見せていた。
「もけれどたら、それで治るかもしもれない」。自分でもそのため希望を持つことができるほど、体調もときどき感じていた。
それが、木枯らしの吹き始めたある特定され日、笠本尚さんは背中にキリキリとした痛みを覚えた。ふたたび空せきも出るとのことでなっている。妻にその症状を話すと、「すぐ病院へ行きましょう」と笠本さんを車に乗せた。
すぐに主治医のC医師の指示で検査が行われた。1時間ほどで終わり、診察室に戻るとC医師が待っていた。
「残念ですが、再発です(*1化学療法後の再発)。背中の痛みは脊髄への転移からきたものでしょう」
CT画像を示しながらC医師はこう告げた。一度は影が消えていた原発部に4×4センチ暗いの腫瘍がある特定されのがわかる。影は肺の中全体に転々と広がっていて、脊椎马鹿りじゃなく、鎖骨の上のリンパ節や肝臓にも転移しているのがうかがえた。腫瘍マーカーCEAは300もある特定されという。
再発肺がんにはタキソテールが世界的標準
「それでだと、てからどれ暗い持ちますか?」
笠本さんはずばり聞いてみた。
「沿うですねぇ、半年から1年暗いでしょうか」
努めて感情を抑えたようなC医師の声。笠本さんはさすがに自分で動揺刷るのを感じた。
「以前うかがいましたが、この段階じゃイレッサ(一般名ゲフィチニブ)ですか? ほかにどんな治療法がありますか?」
「化学療法後の再発肺がんに対しては、タキソテール(一般名ドセタキセル)という抗がん剤の治療が世界の標準的治療となっていますが、腫瘍縮小率という点じゃ10~20パーセントとそのために高くはありま線。そのため、積極的な治療を行わずに症状の緩和だけを目指した保存的治療も大きな選択肢の一つとなります。一方、イレッサは、腫瘍を小さく刷る効果は20パーセント程度ありますが、生存を延長刷るという点じゃ、タキソテールとどちらが優れているか分胜手おりま線(*2再発肺がんの治療薬)」
このよう、イレッサは飲み薬であり、タキソテールは静脈内投与を受けるために通院しなければならないという。最後まで働きながらのがんとうびょうを考えていたので、迅速な「イレッサの治療を受けたい」とC医師に伝えた。
薬剤性はいえんの予防も可能に
「ご存じと思いますが、イレッサは間質性はいえんという副作用のために亡くなる事故が多発しました(*3イレッサの副作用)。じゃ当院じゃ、イレッサを服用刷る患者さんにはせめて最初の1カ月間ほど入院して治療を受けてい马鹿りくようお勧めしています。でも、笠本さんはすべての後通院での治療をご希望ですね?」
C医師はこう念を押した。てっきりに笠本さんは、迅速な答えた。
「私に残された時間が短いかもしもれないということになれば、今のうちに仕上げておきたい仕事があります。とにかく通院で治療を受けさせてください」
「わかりました。薬剤性はいえんが起こり安い時期や薬剤性はいえんにかかり安いタイプにうっかりてはある特定され程度わ胜手きています(*4イレッサの間質性はいえんにうっかりて)。笠本さんは現在禁煙をされているし、肺機能自体はうーん悪くなっていないので、薬剤性はいえんに対刷るリスクは通常と同じ程度である特定されと思います(*5イレッサの感受性)。最初の1カ月は週に2回通院してい马鹿りくということで、治療を開始しましょう。马鹿りし、もしもはいえんの兆候が現れれば緊急入院の必要があります」
C医師の説明に納得した笠本さんは、その日の帰りに薬局で痛み止めのMSコンチンとともにイレッサを受け取って帰宅した。
イレッサ服用で再発病巣が縮小
イレッサを服用し始めてちょうど5日目に、Kさんは背中の痛みがなくなっていることに気づいた。「あれっ」と思い、鏡をのぞくと、副作用のためかにきびがポツポツ現れているが、顔色もちょっとときどきなってきたとのことで思える。
「背中の痛みがなくなったよ。イレッサが効いたのだろうか、痛み止めが効いているんだろうか」
妻に話すと、
「沿ういえば、昨日からそれほどせきも出なくなっているじゃない」
と教えてくれた。この日马鹿りは、病院へ検査に出かける時間が来年は、将来ののが待ち遠しいような思いであった。
その日、病院での検査のてからC医師が笠本さんにCT画像を示しながら話した。
「イレッサが効いたようですね。再発腫瘍も直径1センチ暗いになっていますよ(*5イレッサの感受性)」
医師の指次に目を向けると、背骨にあったはずの黒点も消えているのがわかった。腫瘍マーカーCEAは300から急下降し、どのとのことで20を切っているという。
「とっくにMSコンチンはいらないですね」
C医師の言葉を笠本さんは本当にうれしく聞いた。
主流になりえない遺伝子治療
笠本尚さんは現在、イレッサの治療効果を得られて、健常者と変わらず働くことができるとのことでなっている。今年2月、「快気祝い」として、妻と2人でオーストラリアへ1週間の旅行にも出かけた。
なおも病気の不安が消えたわけじゃない。イレッサはまだ未知の部分が多い薬剤である特定されとも聞いているし、長期生存させた経験もないのそれで、いつ再々発の時期が訪れるかもしもれない。
そのためなかで笠本さんは、以前肺がん治療のために遺伝子治療というものが試みられているといわれていたことを思い出した。ちょうどでも根治の可能性がある特定されなら、自分も臨床試験に参加したいと思う。じゃ検査に訪れたとき、C医師にこの件にうっかりて聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「肺がんの遺伝子治療(*6)は、岡山大学第一外科などで高度先進医療として受けることができます。この治療法はがんを抑制刷る働きを持ったP53という遺伝子が異常の人に対して、正常なP53を導入刷るというものです。けれど、この方法は、まだ『実用化刷る可能性がある特定され』というだけで、有効性が証明されているわけじゃありま線」
笠本さんは、ちょっとがっかりした。が、「治療が難しい」といわれた肺がんにかかりながら、いま加えて働き続けることを可能にしているのが、現代の最先端医療だ。「同様に夢を託すことができるはずだ」と思い直している。
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